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ナイトワークガイド

スナックで働く前に知りたい未経験者の基礎知識

スナックって、存在は知っているけど実際にどんなところなのか、どんな仕事なのかイメージがつかめない、という方は少なくありません。「そもそもキャバクラとは何が違うのか」「身体接触はないのだろうか」と、一度も行ったことのない人やスナックでのお仕事未経験の方からすれば未知の世界です。この記事では、スナックとは何なのかという基本や、業界の成り立ち、仕事内容、全国の主なエリアまでを紹介します。スナックのお仕事を検討している人にとって、「自分に合いそうかどうか」の助けになれば幸いです。

スナックとはどんな店か

スナックとは、カウンターテーブル越しに、ママや女性スタッフさん達がオジサンたちを相手にお酒を作ってくれたり、喋ってくれたり、カラオケを聞いてくれたりする、「庶民の憩いの場」です。

もう少し真面目に説明します。 スナックとは「ママ」と呼ばれる女性責任者がカウンター越しに接客する飲食店です。 1000件以上のスナックに足を運んだ著者(私)ですが、ママのいないスナックはほぼありません(200件に1件くらいの割合で男性オーナーが切り盛りしているスナックがあります)。

で、「カウンター越し」というのがポイントの一つなのですが、これがキャバクラ・ラウンジ・クラブとの違いです。 キャバクラ・ラウンジ・クラブの場合は「風俗営業」の許可をとっている社交飲食店なので、客の隣に座る接客(いわゆる「接待」)が可能です。 しかし、スナックの場合はほとんどが「飲食店営業」なので、接待をすることは風営法違反になるため、カウンター越しでの接客になります。ときどき、深夜酒類提供飲食店の許可を取って深夜営業が可能なお店もありますが、ほとんどが飲食店営業で0時までの営業です(ぶっちゃけ、ちょっと時間すぎてること多いですけどね)。 さらに稀に、スナックなのに「風俗営業」の許可をとっている場合もありますが、本当に稀です。10年以上ヨルナビの営業を続けている著者(私)ですが、時々しかお目にかかれません。どちらかというと自分の店が何の許可を取っているのかさえ分かっていないママさんのほうが多いくらいです(笑)。

と、長々と法規制の話をしてしまったのですが、他にもキャバクラ・ラウンジ・クラブとの違いは多々あります。

  • スナックには指名制度がない
  • スナックのセット料金は時間制ではない(ことが多い)
  • スナックは基本的に女の子と客がマンツーマンにならない

と、いう感じです。もっと分かりやすく表でまとめるとこんな感じになります。

スナック キャバクラ等
許可証 飲食店営業 風俗営業
責任者 ママ 店長
接客の方法1 カウンター越し ソファ席で男性客の隣につく
接客の方法2 複数人でワイワイ 男性客と1対1の接待
指名制度 なし あり
営業時間 0時までだが深夜酒類の許可を取っている場合は深夜まで可能 0時まで
服装 私服(ワンピース等) ドレスや着物
雰囲気 アットホーム 高級感
料金 時間制限がなく安価 時間単位で料金がかかり高価
仕事難易度 簡単 難しい
給与平均 時給2,000円ほど 時給4,000円ほど

仕事の中身とよく出てくる言葉

スナックの仕事はお客さまと会話をしながらお酒を作ったり、カラオケを楽しんだりすることがほぼ全てです。 慣れてきたらお客様の名前や性格を覚えて、それに合わせて対応をしたりママの代わりに会計の計算をしたりすることがありますが、基本的には「接客」が全てですので、接客が好きな人であれば誰でもできる仕事です。

お店によっては、ママのお手伝い感覚で、ママの「あれとって」「これとって」を聞きながら接客する場合もありますが、何がどこにあるかは、狭い店内なので、1時間もあれば覚えられると思います。お客さんが覚えてることも多いので、常連さんに教えてもらうことも多いでしょう。著者(私)も、行きつけのスナックはどこに何があるのか、ぬいぐるみは何がどこに配置してあるかまで覚えています。お客さんは、こういうコミュニケーションも好きなので、緊張せずになんでも会話のネタにしちゃいましょう(笑)。

お客さん同士で仲良くなって、カラオケで勝手に盛り上がってくれるのもスナックの面白いところです。常連さん同士で一緒に何かを合唱したり、ママやスタッフそっちのけで熱く語ったり、色々な人生模様を見ることができます。本当にスナックは楽しいところなんです。

また、スナックの接客は、キャバクラのように隣に座って恋人気分を演出する必要がないので、誰でも気軽にできるお仕事として非常におすすめです。