ナイトワークの面接・体験入店の流れを解説|服装・持ち物・質問&「体入荒らし」が損な理由
ナイトワーク(スナック・ラウンジ・キャバクラ等)へ応募した後は、面接から入店(もしくは体験入店)へ進むのが一般的です。この記事では、当日の流れや質問、持ち物を整理します。服装や確認したい条件も、未経験者向けに解説します。
応募から入店までの基本的な流れ・体験荒らしとは?
面接は、応募した店舗で行われます。面接後は、そのまま同じ日にすぐにお仕事可能なお店が多く、本入店が不安な場合は、体験入店を選べるお店も多いです。面接だけを受け、入店や体験入店を後日にするスナックもあります。体験入店による日払い賃金をその日の稼ぎとして期待していた場合は困ることになりますので、その日のうちに体入ができるかどうかについて必ず確認しておきましょう。
面接の当日は、身分証の確認、面接、仕事の説明、着替え、体験勤務、精算という順番になりやすいです。初めてなら、接客前にどのような説明があるかも聞いておくと安心です。
体験入店(たいけんにゅうてん)は、本入店前に試しに働く仕組みです。「体入(たいにゅう)」と略されます。名古屋などでは「一体(いちたい)」と呼ぶこともあります。「一日体験入店」の略で、普通の体入と同じ意味合いです。
「即日勤務」や「即日体入」は、応募や面接をしたその日に入店(もしくは体験入店)することです。希望する場合は、応募時に当日の流れを確認しましょう。受付時間や必要書類は、店舗によって異なります。
お店によっては即日体入を嫌がるお店もあります。理由は単純で「見ず知らずの人をいきなり雇うことを、会う前から確約できない」からです。また、即日体入の子は日払いの給与をもらって音信不通になりがちなところも挙げられます。著者(私)がガールズバーを経営していたときも、即日体入の子のほとんどは2度と連絡が取れませんでした。こういう日払い給与だけを目的とした体入する子のことを「体入荒らし」と呼ぶこともあります。
どうせ働かないんだから連絡しなくていいや、と思うのは理にかなっているのですが、なるべく連絡をとったほうが良いです。 多くのお店は週1勤務や月1勤務を許しており、スポットバイトのような働き方が可能です。 多くのお店に体入荒らしをし、働けるお店が減っていくよりは、とりあえず在籍しておき、月1でも働き続けられるようにするほうが長い目で見てお得だと思います。
もちろん、肌に合わなかったり、条件が違ったりした場合は本入店しないほうがいいのですが、その場合でも社会人の礼儀として1本連絡するようにしてあげてほしいです。
面接で大切なこと・聞かれやすい質問と答え方
求人には書かれていませんが、容姿や年齢が非常に大切な業界です。とはいえ、容姿に自信のない方もメイクや服装をしっかりすれば大丈夫です。面接では、外見だけが見られるわけではありません。清潔感や話し方や雰囲気、受け答えの印象も確認されます。店舗の雰囲気に合うかを含めて判断されるようです。
すっぴんに近いメイクだったりスウェットやジーンズなどの普段着よりも、しっかりメイクし、髪を整え、女性らしいワンピースなどの服装で面接に臨みましょう。合格率は非常に高くなると思います。著者(私)がガールズバーを経営していたときも、綺麗な30代女性で受け答えがしっかりしていたため即合格にしたことがありますし、ヨルナビのお客様のスナックで、40代や50代の方が働いてる事例は多く知っています。ただし、その全てが年齢を感じさせない上品さを感じさせる方でした。年齢や容姿のことで躊躇っている方は、ぜひ参考にしてください。
また、面接でよく聞かれる内容には、次のようなものがあります。
- ナイトワーク経験の有無
- 応募した理由や店舗を選んだ理由
- 勤務を希望する曜日や時間帯
- いつごろから働きたいか
- 現在の仕事や学校との両立について
- 通勤方法や勤務後の帰宅方法
経験がない場合は、未経験であることを正直に伝えましょう。知っているように見せるよりも、不明点を質問する姿勢が大切です。経験者も、以前の仕事内容を誇張せずに説明してください。何年も前に数か月経験があったとか程度の場合(お客さんを持っていない)は未経験としてカウントされることが多いのが現実です。経験者でお客さんを持っている場合は、どれくらい持っているか、どれくらい売上があげられるかを提示すると、その後に時給の交渉なども可能な場合があります。
面接は、応募者が店舗をチェックする時間でもあります。仕事内容や勤務条件、給与の計算方法などを質問しましょう。支払いの時期や、差し引かれる費用の有無も確認が必要です。
「送り」は、勤務後に自宅や自宅付近まで車で送る制度です。有料か無料かなど、条件は店舗ごとに異なります。「同伴」や「アフター」の扱いも聞いておくとよいでしょう。
同伴とは、出勤前にお客さまと食事などをしてから、一緒に店舗へ行くことです。アフターは、閉店後にお客さまと外出することを指します。どのような対応を求められるかは、店舗ごとに確認してください。
持ち物は顔写真付き身分証を優先
面接や体験入店では、顔写真付き身分証の提示を求めらます。運転免許証、マイナンバーカード、パスポートなどがあれば大丈夫です。未成年を採用するとお店がつぶれてしまうため、お店のほうもかなり厳重にチェックしますので、必ず忘れないようにしましょう。
また、店舗によっては、顔写真付き身分証に加えて、本籍地が記載された住民票を求める場合があります。これは、その市町村の条例で「社交飲食店で働く際には住民票を取得しなければいけない」と決まっている場合があるからです。求められた場合には用意して面接に臨みましょう。
身分証以外に準備したい物は、次のとおりです。
- 店舗から指定された追加書類
- ストッキングなど貸し出されない衣類やヒール等
- 化粧直しに使う物
- 条件や質問を記録できる物
面接や体験入店で確認したいポイント
面接や体験入店は、店舗の雰囲気や客層、仕事内容を確かめる機会です。希望条件とのミスマッチを防ぐ目的があります。求人に書かれていた時給が正しいかどうか、接客の進め方やスタッフの対応も、無理なく見ておきましょう。
面接や体験中は、次の点を確認すると判断しやすくなります。
- 求人に書いてあった時給と実際の時給が一致しているか
- 未経験者への仕事の説明があるか
- 客層や店内の雰囲気が自分に合うか
- 送りや衣装貸し出しの条件が明確か
- 本入店後に求められる仕事が理解できたか
体験入店で働いた分の給与は、その日のうちに日払いで受け取ることが可能ですが、お店によっては、翌日払いや翌月払いのお店もあるため、こちらも確実にチェックしておいたほうが良いでしょう。また、支払い方法や精算の流れは店舗によって異なります。勤務を始める前に、計算方法とあわせて確認しましょう。
接客では、源氏名(げんじな)を使うことがあります。源氏名は、お店だけで使う偽名です。本人が決める場合と、店舗側が提案する場合がありますが、もし希望がある場合は複数案を考えてから面接に行きましょう。
まずは気になる求人を見比べ、身分証の種類、衣装の貸し出し、支払い方法、送りの条件を応募前に質問してください。回答をメモしておくと、面接や体験入店当日に落ち着いて確認できます。